筆記試験に合格すれば、いよいよ実技試験ですね。
本ページでは、2次試験(実技)で言語を選択し、独学で対策する方に向けて、
私がとった方法を【準備】と【練習】にわけて、お伝えします。
勉強することの本当の意味は、知識の習得そのものより、もしかすると勉強を積み重ねる
なかで、「自分に合った勉強の仕方」を習得することにあるのでは、と考えているので、
今からご紹介する方法は、今の私に「だけ」合うの勉強法かもしれません。
でも、もしご興味がおありでしたら、是非ご一読くださいね。
一次試験の結果を手にしてから、2次試験当日まであまり時間がないので、
大事なところに時間をかけられるよう、それ以外のことはさっと片付けましょう。
「言語試験」用お話のスクリプトの作り方
下じきとなる絵本探し
①課題としてあがっている昔話のなかから、好きなお話を一つ選びます。
②図書館に出向き、試験用に決めたお話の絵本を数冊(複数の出版社から出ているものもある)探し、
一冊ずつ内容を確認しながら、スクリプト作りに使えそうなものを選んで数冊借ります。
私は子たちと一緒に図書館に出向き、子は子、親は親、それぞれに目的の絵本を探すことが
できましたが、難しい場合は図書館のレファレンスサービス(欲しい情報を利用者に代わって
探してくれる図書館サービス。無料)を利用しましょう。
【利用方法】
図書館窓口で、資料を探している旨と一緒に、たとえば
・絵本のタイトル
・だいだい3歳から5歳向けのもの
・出版社が違うものを数冊
など、こちらの必要な絵本についての情報をお伝えすればOK。
「昔話を3分程度のお話にまとめるために絵本を探している」など
その目的を添えれば、より適切な資料をその場で検索、探してくださります。
制限時間に合わせてお話を編集
①絵本を借りて帰宅したら、時間のあるときに実際に声に出して読んでみましょう。
時間は忘れずに計ってくださいね。
②お話が制限時間の3分を超えるようなら、省略できる箇所を探し、時間が大幅に足りない
ようなら、付け足す部分を考える作業をします。読むスピードや、間の持たせ方など、読み手が
コントロールできる部分もあるので、ここで「キッカリ3分以内」にこだわる必要はありません。
私は3分プラスマイナス5秒程度を目安にしました。
別の出版社の絵本は、付け足し分が多い場合に役に立ちますよ。
スクリプトを完成させる
編集作業の輪郭がみえてきたら、可能なら一枚の紙にまとめましょう。
それを数枚コピーして、
①試験当日、会場に持ってゆく用
②トイレ、冷蔵庫、脱衣室など、家事時間などで長く居る場所に張る用
③以後の練習で、表現や声の強弱など、読み聞かせする上での注意点を書き込む用
に使用します。
(その必要がないなら、作らなくても大丈夫です。)
準備は以上です。大事なこととそうでないことの切り分けがしっかりできたら、
手持ちの少ないリソースを「練習」に注ぐことができます。子が病気やけがをしたり、
大小さまざまな突発的な出来事もありますが、何があっても前を見続けてください。
出口はそう遠くはないですよ!
【練習】に続く