【クリーニング代を節約】洗濯洗剤「海へ…Step」を紹介します

以前美容院でたまたまみていた週刊誌の「冬物衣類収納特集」で

ある洗濯用洗剤を知りました。

コートやダウン、ジャケットを自宅で洗う工程が写真付きで紹介されていて、

「へー、自宅で水洗いできる時代がきたんだ!!」

記事を読んで私が惹かれたのは、

コートやジャケットの素材はダウンでもウールでもシルクでもOK

洗剤は100%生分解される

・使用法が簡単

の三点。

わかりづらいですが
「海洋タンカーの事故処理研究から生まれた易分解性洗濯用洗剤」と書かれています。

この「海へ…step」、購入当時一番小さい商品が1本3080円(税込み、送料別)で、

洗濯100回分。

商品名が「All things in nature」になり、商品展開もかわっています。2022.10)

「んー、本当かなぁ~」と半信半疑な気持ちと、

「もし本当なら、クリーニング代の節約は家計にとって光だよ~」が

せめぎ合った末、考えても答えがでないことに気づき、

実際に使ってみることにしました。

目次

「海へ…step」はこんな商品

美容院から帰宅して、商品名で検索してみました。

商品や洗浄力についての詳細は、公式サイトをみていただくのが一番なので、

リンクを貼っておきます。

http://www.gankohompo.com/(有限会社 がんこ本舗HP)

【使ってみました】①クリーニング行きの冬物衣類を洗濯

4人家族のわが家で7着

どちらかといえば物を所有することで増える管理の手間と時間が嫌だと

考える私ですが、クリーニング待ちをしている冬物衣料を改めてみて、気持ちが

沈みました。アウター夫2着、子どもはそれぞれ1着、私3着の計7着

これが多いのか少ないのかは、人によると思いますが、

私にはこの7着のクリーニング代、家計的に重たいです…。

私の3着は、子どもと外遊びするときのものと、参観会など学校に

出向く際の最低2着はいま必要なので、もうしばらく辛抱です。

最終的に1着にすることを目指してゆきたいです。

冬物衣類の洗い方

さて「海へ…step」ですが、記事で紹介されていた洗い方を元に、

まずダウンジャケットを洗ってみました。

【準備するもの】

・海へ…step

・ダウン、コート類

・浴槽

・シャワー

・洗い桶

・洗濯機(脱水機能)

・ハンガー(できれば肩の部分に厚みがあるもの)

【洗い方】

一着ずつ洗います。衣類のポケットなどに物が入っていないか確認して、

前身ごろのボタンやファスナーは留めておきます。

①浴槽に水を入れる(衣類がひたひたに浸かる程度)

②海へ…stepを浴槽に数滴プッシュ

③軽く水を手でまぜ、洗剤を均一にゆきわたらせてから衣類を入れる

衣類全体に水溶液を浸して、そのまま30分程度放置

④衣類を洗濯機に移し「おしゃれ着洗いコース」などでごく弱く1分間脱水

(洗濯機に移すときに、できるだけ衣類を小さくたたんで、水が垂れる部分を

最小化すると洗い桶で水を受けるのが楽)

⑤空にしておいた浴槽に再び衣類を置き、シャワーでかけ流してすすぐ

⑥洗濯機で軽く脱水1分(④と同じ)

⑦形を手で整えハンガーに吊るして陰干しする

ちょっとしたコツと感想

しわになっているところは、手で挟むように軽くたたいたり

生地を軽くひっぱって(しわを伸ばして)おくと、きれいに仕上がります。

ほんのりラベンダーの香りがするところもいいです!

あとは、完全に乾くのを待って収納してくださいね。

(次のシーズンにダウンを出してみると、ラベンダーの香りは消えていました)

私はこの方法で7着洗いましたが、一番うれしかったのは、ダウンに水シミが

できなかったことです。というのは、

以前、無印良品のベージュ系のダウンを、おしゃれ着用の中性洗剤で

ホームクリーニングしたことがあり、洗うことによって汚れはとれたものの、

結構目立つ水シミができて後悔したことがあったからです。

(このダウンには自宅洗いでシミができる可能性について注意書きがあるので、

責任は使用者である私にあります。念のため)

もちろん、油性の汚れは有機溶剤を使うクリーニングの方がきれいになり

形崩れと無縁で仕上げが美しいことは言うまでもありません。が、

その違いが気にならない、や、汗など水性の汚れもきれいにしたいと考えるなら、

この洗剤をクリーニング替わりにするのは、アリだと思います!

【使ってみました】②毎日の洗濯

クリーニング行きの衣類を「海へ…step」で洗ってみた仕上がりと、

クリーニング代を節約できたことで気分がよくなり、次に毎日のお洗濯でも

使ってみることにしました。

この洗剤はドラム式でも使えますが、わが家は従来型の洗濯機です。

【準備するもの】

・海へ…step

・洗濯物

【洗い方】

①水を張った洗濯槽に洗濯物をいれ、水量にあった量の「海へ…step」を入れる

(洗剤量の目安は、ボトルに記載あり)

そのまま一晩放置

③翌朝、脱水を1回する(すすぎ0回)

これで洗濯終了です。すすぎが要らないってことは、時間も水も節約できるので、

魅力ですよね!

洗いあがりで気になったのは、子どもの夏の制服(白)のちょっとした汚れが

落ちていなかったことですが(普段使っていた合成洗剤なら落ちていた程度の汚れ)

それは洗剤量が適当でなかったなど、使用法の問題かもしれないので、

この1回の経験で「海へ…」の洗浄力についての評価はできないです。

それよりも、スイミングにいっている子どものタオルと水着を洗うのには、

このつけ置き洗いがネックでした。(スイミングの場合、そもそも洗剤で

落とさなきゃならない汚れではないですが)これがたとえば、サッカーや野球

だったら、どうでしょう。さっと洗って干しておけば乾くのに、それができない…

つまり、一日に頻回で洗濯する家庭には向かない気がします

日常洗濯にも使用した結果、成長期の子がいるわが家には、その都度洗濯で

つけ置き放置をしている時間的な余裕がないので、こちらはスーパーで売ってる

合成洗剤を使っています。

おわりに

・成長期の子がいる4人家族

・日々の洗濯物のよごれは、泥汚れやひどい油汚れはない

・極端に汗をかいたりしたときは、その都度洗濯

こういうわが家には、日々の洗濯用洗剤には向かないですが、

環境負荷を減らす、という点で子どもが大きくなったらシフトしてゆけたら

いいな、と考えています。

ですが、ホームクリーニング用の洗剤としてはかなり秀逸だと思います。

まず、生地が傷まない(浸けておくだけなので)。油性の汚れも水性の汚れも落とせる。

手荒れもしません。費用も一般的なドライマーク用洗剤よりはお高いですが、

クリーニング代を思うともう圧倒的にお安いです。

意外にも(というと開発に関わった方々に失礼なのですが)満足度が高い

送料のかからないところで入手できるようになると、もう文句なしなのですが…。

地方住まいなので、それは致し方ないですね。

パッケージのデザインが新しくなりました

目次
閉じる