家事と育児に「試験のための勉強」が加わり、脇目も振る余裕もなく必死に走り続ける毎日。
試験日の2、3日前になって、気づいたのです。
「で、私は何を着ていったらいいのだろう??」
当時子どもは、3歳と2歳。最終段階の勉強に加え、子育て主婦の受験なので、
試験日に子どもと夫がどう過ごすか、食事はどうするかアイデアを考えて段取りすることで
頭がいっぱい。服装のことに考えが及びませんでした。
40代の「筆記」試験の服装
4月の受験当日。晴れ。筆記試験の会場はとても大きく、三々五々に受験者と思われる方々が
会場に集まって来ていました。みな普段着でした。
会場に着くまで私は40代の受験者なんて、少数派だろうとぼんやり思っていたのですが、
実際は10代くらいの若い方から、見た感じ60代くらいに見える方まで本当にさまざまで、
男性の姿も何人となく目にし、受験者層のひろさに感激したことを覚えています。
ちなみに私の服装は、
・ボーダー長シャツ
・ユニクロレギンス
・スニーカー
普段着です。
反省点、あります。
・荷物を増やしたくなかった
・試験当日の予想気温は低くなかった
ことから、上に羽織る物を持たずに行ったのですが、これが大間違いでした。
4月の試験当日、気温は低くなかったものの、風が強く体感温度は低かったのです。
「試験って室内でしょ?関係あるの?」と思われ方もいらっしゃるとおもいますが、
試験会場で、長時間にわたって、同じ場所にい続けることは、精神上よろしくないです。
オンとオフの切り替えが必要でした。
休憩時間とお昼ごはんは、貴重なリフレッシュタイムとして、私は積極的に外に出たのですが、
風にさらされ身体の芯が冷えていくような、ぞくぞくする寒さ。
特に長い自由時間になる昼食タイムには、近くにいた方々が次々に上着を着るのを横目に、
朝、羽織る物を持っていかないと判断したことをとても後悔しました。
なぜなら、試験は終えることができても、寒さから体調を崩したら、
・明後日から上の子の幼稚園の送迎(車で20分)どうしよう…
・下の子の一日にどうやって付き合おう…
・これまで協力してくれた夫はどう思うだろう…
主婦って、つくづく日常ファーストなんですよね。当然ですが
試験後も家族が滞りなく日常をおくることが最優先。
もちろん、周りに手助けしてもらえる環境があれば、その限りではないですが、
我が家のように夫婦ともに実家が遠方だったり、事情で頼ることができないといった場合は、
「どちらも倒れないようにできる限りの対策をする」。
子育てする上で基本事項だと、このとき学びました。
そんなわけで、試験2日目はばっちり対策しましたよ~。(まったく出番はなかったですが)
こんな経験から、試験時の服装にまつわる注意点は、
春、秋受験や受験地にかかわらず、天気や気温の変化への備えは、万全ですか?
問題を解くことに集中するために。そして、試験後の日常を円滑におくるために。
40代の「実技」試験の服装
私は2次試験で、音楽と言語を選択。造形は大きな教室での一斉受験ですが、
音楽と言語は、受験者と試験官がご対面!直接顔を合わせるのですよね。
(だから服の選択で迷いが生じるのです)
さて、春受験の私の二次試験は暑~い夏でした。
周りの受験者の服装は、スーツやワンピースの方もいましたし、
カジュアルな方もいました。
が、一次試験のときより、全体的に少しかしこまっているといった印象。
「おとなしくめ、といいますか、きれいめなカジュアルといいますか。」
受験者の服装が合否に関係するかどうかわかりませんが、
悪目立ちしない服装であれば問題ないのじゃないかと思います。
ちなみに私の実技試験当日の服装は、
・淡いピンクのカットソー
・黒のパンツ
・黒のローヒール
いずれも独身の頃に購入したものです。
困ったときの黒パンツ!!黒系ローヒールとあわせれば、トップスは何をあわせても、
無難かつそれなりにみせてくれる魔法アイテム。だから、捨てられない。
ただですね、出産を経て体形の変化についてうすうす自覚があったので、
前日に着てみたら、予想を裏切らず黒パンツがパツパツになっていました!
ももとおしりとウエスト。
でも買いに行く時間もお金もなかったので、他に選択がなかったのです。
そう、ウエストフックを外したままで、なんとか乗り切りました(苦笑)
おわりに
私の試験当日の服装は、
1次試験:普段着
2次試験(音楽・言語):試験官と対面することを考え、きれいめなカジュアル
でした。
いずれも、試験会場の環境に合わせられるように、上着を持っていく、雨予報ならタオルを
持っていくなど対策しましょう。そうすることで、試験だけに集中できますよ!