台所で大人が料理する姿をみて育ったり、幼稚園や保育園で簡単で楽しい調理を
経験した子どもが、あるとき「ママ、一緒に作りた~い!」と台所にやってくる
ことはありませんか?慌ただしい台所で「げ、今!?」と思うのだけど、
好奇心いっぱいの目を向けられると「NO」とは言えない…。
サンクラフト「子ども用キッチンツール」
私は上の子が年少のころに、子ども用のキッチンツールセットを購入しました。
「早くない?」
はい、早いと思います(苦笑)。塾や習い事とは無縁でのんびりと日々を
過ごしている割に、調理器具に前のめりになった理由は、私が低学年のときに、
台所で母親の隣に立って、リンゴの皮の剥き方を教えてもらった記憶が
あるからです。そして、記憶が残っていることから、それは自分に
とって楽しい経験だったと推察しているからです。
これは私が購入したものですが、このほかにも3点セット、5点セットがありますよ。
子ども用と侮ることなかれ!包丁は本当によく切れます。私は自分の包丁の切れが悪くなると、
砥ぎに出す間、拝借しています。
サンクラフトさんのを購入した理由
子ども向けのキッチンツールも検索するといろいろ出てきます。
決め手になったポイントは3つです。
①見た目 | シンプルなもの | 小学生になっても使うことと、兄弟2人で使う前提のため、個人の好み(キャラもの等)が反映されないもの。 |
②単品かセットか | セット | 食材を調理する、と一口で言っても、 実際はさまざまな工程や作業、方法があり、それぞれに「ふさわしい道具が ある」そんな調理の幅広さを感じて欲しかった。 |
③品質 | 高品質なもの | サンキッチンはキッチンツールメーカー。子ども用ツールに関する「子どもにこそ本物を」という考えに賛同。たとえば、包丁は岐阜県関市産というこだわり。(セット内容すべて国産) |
購入時は、漠然と①と③を重視しましたが、子どもが小学生になり、
より活躍の機会が増えている現状では、
②の作業に幅があっても対応できる種類と、
③の品質は、特に重要だと感じます。
小学校時代に突入してから、下の子が料理時にぴったりくっつきに
くる時期がありました。フライ返しでフライパンのものをひっくり返すのに
集中したり、卵焼きにチャレンジしたり。それが過ぎると、上の子が
包丁で野菜や果物を切る、剥く練習をしています。(現在進行形)
皮を剥くなら、野菜でも果物でもだいたいピーラーの方が早いのですが、
上の子にとって、リンゴやナシは包丁で剥ききることに価値を置いて
いる様子。すごい集中力です。まあ、よそ見していると、
痛い目にあいますからね・・・。願わくば、この集中力を等しく
「勉学」においても発揮してほしいところです、苦笑。
おわりに 子どもとキッチンツールセット
子どもの興味は一進一退なので、子ども用キッチンツールは使わない時間も
長いのですが、大事なのは興味がわいたときにすぐ使える!ことだと思います。
子どもの興味って、日々移ろいますからね。
また、使いだすと子どもの内面のある部分が磨かれてゆくように感じます。
たとえば、ピーラーでニンジンの皮がむけるようになったとすると、
その達成感や満足感が駆動力になって、次は包丁でリンゴを割ってみたい、
とかフライを揚げるのをやってみたい、というように、自分の内から
の欲求に突き動かされて、一人で勝手に次のステップに進んでゆきます。
こういうのを「意欲がぐんぐん育つ」というのかなぁ。
それに気づいてからは、眺めているのがおもしろくて、
「いっぱい失敗して、上達するんだよ~」と
心のなかで声かけしています、笑。
こんな小さな成功体験をこどものころに積むことで、
将来、失敗にめげずに、自分を信頼できる心が
育ってくれれば、いいな。
最後になりましたが、
お道具は精度と耐久性が命。安物買いの銭失いになりませんように!
おすすめです。