こどもの箸デビュー、自信を持って「これ」をおすすめします!

上の子がお箸を併用するようになったとき、お箸選びでとても悩みました。

というのは、私自身幼少のころ、自分の適性サイズよりも大きくて、つるつるすべる

プラスチック製のお箸を使っていたため、大きくなってから正しいお箸の使い方をマスター

するのに苦労したのです。

自分の手にお箸が合っていないことを知る術もない当時の

ミートボールを掴もうと必死に頑張っている幼い日の記憶」が、

我が子のお箸選びを慎重にさせたのでした。

目次

リサーチした結果、ネットで探すことに

幼稚園を中心に多かったのは、いわゆる「エジソン箸」でデビューしたというお友だち。

上に兄弟がいると自動的にお下がりになるので、使用者が多いのは納得。

ある日、子の箸を探しにドラッグストアと大きなスーパーをはしごしたのですが、

どちらの売り場もエジソン箸が幅をきかせていましたので、納得度がさらにアップ。

そして、そこで驚きだったのは、いずれの売り場でも売られているお箸は、

すべてプラスチック製だったこと!

需要の高さの裏返しなのか、消費者に他の選択肢がないことの結果なのか…。

プラ製のお箸には、成長に合わせて気軽に買いなおせることや、キャラクターものなど

選択する楽しみがあり、汚れ落ちがよい点でも軍配があがるのですが、

私は自分の経験から、我が子に「木のお箸で食事をとってほしい」と考えていたので、

ネットで探すことに。

ようやく購入した国産材のお箸でしたが

ネットで検索して、ぴぴっとアンテナに引っかかったお箸を購入。

ポイントは、

・国産材かつ日本製

・実店舗(木の食器類販売店)は木材の産地にあり、長い歴史と実績がある

・商品名の「知育」と「六角箸」というキーワード

ようやく見つけたこの木のお箸、2本がすき間なく揃っていました。箸先もしかり。

使い始めの半年~1年ほどはよかったのです。

あるとき、子がお皿の食材を掴みづらそうにしているので、どうしたのだろうと思い、

みてみると…

2本のうち1本がお箸の先(細い方)から頭(太い方)に向かって、弓のように

ゆるやかな弧をえがくようにわずかに曲がっていたのです。

(日々の手入れは説明書通りにしていました)

「木ってこんなに曲がるんだ」

無学でした…。

やまご箸店さんにたどり着く

再び、まっすぐ曲がらない箸を求めて、ネットをうろうろ。たまたま見つけたのが、

小関工芸 やまご箸店さん。

HPには大きく「すべらない竹のお箸」とあるほかに、

  • 日本の竹(大分県日田市産)
  • 薬品不使用・無塗装仕上げ
  • ぴったり揃う箸先
  • 無塗装の竹の摩擦力

私にとって身近な竹といえば、小学生のころ使った30センチものさし!!

「竹は木のように湿度で膨張、収縮しないからより正確なんだよ」と先生が教えてくれた記憶が

よみがえってきました。「膨張、収縮しない」と「曲がらない」ことが、どの程度相関するのか

わからないのだけど、無関係ではなさそう。

口に入れるものだから、薬品不使用と日本製の安心感は大事。

食べ物をお皿から口まで運ぶのだから、食べ物を掴みやすく落とさない機能性も大切。

一膳約1200円ほど~(子ども用14センチ 名入れなし)という価格はお高いのでしょうか。

やまご箸店さんのお箸の特長

HPを拝見すると、すべらないお箸を作るためにとことん工夫をこらしていることがわかります。

https://www.ozekikougei.com/index.html#himitu 

(小関工芸やまご箸店 やまごの竹箸の特長より)

子どもの箸について、使いやすいことが多忙な母親の笑顔を保ち、それが楽しくておいしい

食卓につながる、という考えを持っておられることも、

「ほんと?それなら一度使ってみたい!!」

世の母親を慮る気持ちが、ほんのり嬉しかった。

有料になりますが、レーザー加工機による名入れサービスがあるものポイントです。

シール系はどうしてもとれちゃうので・・・。

こども箸の使い心地

我が家は子が二人。購入時、上の子は夏休みに実家でプラ箸を使ったことがあるという状態で、

下の子には初めての「マイお箸」でした。

私は子たちが動かし方について「ママ、これであってる?」と聞いてきたとき以外は、

お箸の使い方をチェックしませんでした。

食事の時間はせめて楽しい時間にしたかったからです。なにかと怒ってしまうことが多いので…

そんな我が家の子たちは、回を重ねるなかでどんどんお箸の使い方が上達してゆきました

たまに出先などで他のお箸を使う機会には、

・いつもより食事に時間がかかる

・挟みづらそう

・掴んだものを落とす

なんというか、食事がうつくしくないのです…。ほんとうにもう…。

もちろん子が悪いのでも、お箸が悪いのでもないです。

正しい箸づかいをマスターしていない幼い子に、そのお箸があっていないだけ。

こども箸を使ってみて、親にとってよかったこと

親として予期せず嬉しかったことを一つ。

それは食事後、お皿に残るものがほとんどなくなったことです。

意図して残した「形ある」おかずではなく、食事中におかずがくだけて、

お皿に残ってしまったもの」と言った方がわかりやすいでしょうか。

「あれ~、よーく見て。お皿にまだなんかあるよ」の声かけをすると、

ピンポイントで難なくつかむことができるから、

嫌がらずに、その場でかけらをつまんで食べます(笑)

以前のあの嫌がりようは何だったんだろう、と空を見る母。

お箸が食洗器対応しているのも、いいです。

これだけの快適を運んでくれるなら、一膳1200~1500円程度(サイズによる)はありです。

まとめ

お箸トレーニングって「練習して使えるようにする」というイメージがあったのですが、

適正なサイズで、箸先がきちんと揃うお箸で毎日食事をすれば

正しい使い方をマスターして、一人で食事ができるようになることを学びました。

それでいうなら、一番目に購入した木のお箸は、単に買い替えどきの問題で、

買いなおして使い続けていれば、同じ結果だったのかもしれません。

やまご箸店さんの竹箸を使って3年以上経ちますが、まったく曲がっていません。

ピタッと二本が揃ったまま。

「箸トレ。何もしなくても大丈夫だよ~」

そう言い切れるほど、私は子の箸遣いの習得について、箸を購入する以外、

何もしなかったです。小学生になった今も、二人は正しくお箸を使います

食事は一日3回。毎日のこと。もし、みなさんがお子さんの食事の様子をみていて、

・すごく時間がかかる

・うまくつかめなくて、お箸でおかずを寄せる

・食事のあとがとても汚い

といったことが気になったり、「大人になるまでにお箸遣いを正しくしてあげたい」と

お考えなら、一度お箸を替えてみてはいかがでしょうか。

どこで買えるの? お得な情報

やまご箸店さんでは、毎月月替わりでお買い得箸(子ども箸から一品)が販売されます。

こども箸にはいくつか長さがあるため、毎月違う長さのお箸がそれに指定されます。

事前に欲しい長さをチェックして、それがセール品になった月に狙ってお得に買ってくださいね。

私も初めての購入は「お買い得箸」でした。合うか合わないかわからないから、

少しでもお安く試してみたい。今では家族全員使うほど、気に入っています。

自分の経験から、「お箸」で食事時間が快適になることもあるよ、を伝えたいです。

ちなみに、7月のお買い得箸は14センチ箸(2歳から4歳向け)ですよ。

受注生産で手元に届くまで2、3週間かかるので、もし興味があるなら、早めの購入

よいと思います。特に入園、入学シーズンは、さらに時間がかかりますよ。(経験より)

楽天では扱いがないようです。(2022.7.10現在)

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